鉄道模型コンテストに参加できる条件やマナーについて

鉄道模型をやっていると、満足のいくものができる場合があります。そのような時は誰かに見せたくなったり、あるいは客観的な評価が知りたくなったりすることも珍しくありません。そこで鉄道模型コンテストに参加してみるのも良い方法です。

ただし参加できる条件が決まっていることが多いので、どんなものがあるのかを紹介しておきます。加えて鉄道模型コンテストに出品する際に知っておくと良いことも頭に入れておきましょう。


まずは出場年齢の確認が必要です

鉄道模型コンテストと聞くと、鉄道模型が好きな人であれば誰でも参加できるのだろうと考えている人も少なくないです。しかし実際には、条件を設けている鉄道模型コンテストが多いです。特に年齢で区別している鉄道模型コンテストがあるので注意が必要です。

例えば高校生を対象にしたものがあって、該当する人でなければいけません。しかも18歳以下といった鉄道模型コンテストがあり、この場合は仮に高校生だったとしても、何度か留年している人は駄目だというわけです。それ以外にも中学生以下や、小学生のみでさらに低学年や高学年部門といった具合に、細分化されているケースも珍しくありません。

すると出場できる鉄道模型コンテストが少なくなると苦情を申し立てる人もいます。ただ冷静になって考えてみれば、これは当然の処置なのです。理由は未成年の人たちに混じって大人が出場できてしまうと、お金のある方が圧倒的に有利になるからです。

優勝するのが大人だけになると、子供たちのやる気が失われ、もしかすると鉄道模型を辞めてしまう子も出る恐れがあるのです。ほとんどの鉄道模型コンテストは、作ることや走らせる喜びを知ってもらうための、普及活動の一環なのだと理解しておきたいです。

そのため大人ならフリーと書かれている、年齢制限を設けていない鉄道模型コンテストを探すのが良いです。しかし鉄道模型コンテストにはシニア部門というカテゴリーもあり、60歳以上の人を対象にしている場合もあるのでしっかりと確認しましょう。

メーカーにも注意しましょう

鉄道模型を生産販売しているメーカーは、世界中にたくさんあります。基本的にはどの鉄道模型でも参加して構わないコンテストが多いです。ただ稀に特定のメーカーから出ている鉄道模型でなければ、出品できないといった場合があるので注意しましょう。

違うメーカーの鉄道模型を持っていくと、かなり気まずい思いをしてしまいます。これは主催者がメーカーの場合によく見られる条件です。このような鉄道模型コンテストに出ておくメリットは、主催しているメーカーが作っている限定商品がもらえることがある点です。

非売品だったり、期間限定の復刻版だったりします。優勝した人にはさらにレアなアイテムが贈られるかもしれないため、お目当ての賞品があるならぜひ参加したいところです。所有してない場合は、わざわざ該当するメーカーの鉄道模型を買って、慌てて組み立てて参加する必要はないです。

そもそも数日で作ったものでは入賞も難しいです。何せ賞品の良い鉄道模型コンテストであればそれだけ、本気で取り組んでいる人が多くなるからです。鉄道模型コンテストは見ているだけで十分に楽しめますし、自分が作る際の参考になるものです。

加えて会場に行った人全員に、記念品などが渡されることもあります。

それをもらうだけでも良い記念になるでしょう。

模型の大きさでもわけられています

実は鉄道模型のサイズはすべて同じではありません。まず大まかにわけるとOゲージとNゲージ、そしてZゲージの3種類があります。さらに細かくわけるなら、Oゲージの約半分のサイズであるHOゲージというのもあるのです。

これは縮小サイズを表していて、Oゲージが一番大きく、それより小さいのがHOゲージ、Zゲージはこの中でもっとも小さいです。HOゲージとZゲージの間に入るサイズがNゲージで、線路幅が9ミリのためNineの頭文字を取っています。

厄介なのが日本の鉄道模型と、アメリカやヨーロッパ、特にイギリスのものではそれぞれに微妙にサイズが異なる点です。例えばNゲージの鉄道模型コンテストだからと会場に行ったとします。しかし線路がイギリスのものだったので、日本のものでは走らせられなかったといった事態になる場合もゼロではありません。

初心者にありがちな失敗なので、鉄道模型コンテストを見つけたらどの国のものなのかを見る癖をつけると良いです。

車体の種類も決められている可能性があります

出場年齢やメーカー、それからサイズを見ておけばもう安心かというと、実はまだ他にも条件が設けられている可能性があるのです。

例えば新幹線だけの鉄道模型コンテストだったり、生産年で限定していたりと特定の車両を集めているケースです。

この場合は廃線になったのでそれを惜しむ人たちで行っている場合や、該当する車両の熱烈なファンが主催しているなどさまざまです。会場はその車両一色に染まっていることがほとんどなので、間違っているならすぐにわかります。

ただし興味本位で会場内に入ってしまうと、マニアの人に話しかけられる可能性があります。しかも該当する車両について詳しい人だと決めつけて、会話しようとしてくる場合も多いです。そのため知識が浅いとばれると、居づらくなるかもしれません。

しかし鉄道に興味がある、あるいはコンテストに参加するために作っている最中だと言えば、優しく接してもらえることも珍しくありません。加えてその鉄道の魅力を発見できるかもしれないので、思い切って飛び込んでみるのも良い方法です。

「初心者がこれから鉄道模型を始めるなら」

鉄道模型コンテストに参加する時の心得

自分が参加できるコンテストが見つかったら、鉄道模型はもちろんですが念のために身分証明書を持って行きましょう。学生の場合は生徒手帳を持参すると良いですし、未成年なら保護者に付き添ってもらいます。そしてこれは必ず頭に入れておきたいのが、他の人の作品には手を触れないことです。

破損させると大変ですし、中には塗料が剥げる可能性もあるからです。どうしても触らないと見えない箇所があるなら、製作者にお願いしてみましょう。あるいはどのようにして作ったのかを説明してもらうと良いです。それから他人の作品の悪口を言ったり粗探ししたりしてはいけません。

自分がされて嫌なことはしないというのは人付き合いの基本です。何よりも鉄道模型コンテストには、楽しむためにやって来ている人がほとんどなので、嫌な気持ちにさせるような言動は禁止です。悪質だと主催者から出て行くように言われるので注意が必要です。